求人広告


「70歳でも元気に働ける会社を目指しています!」

 これは、小職の勤務する会社の工業部門の・少し前までの求人広告のコピー。

発表当時は、それなりに話題になったようだが、年金受給年齢の引き上げが進む中、70歳ではインパクト不足と思われてか今年の求人コピーでは、年金受給年齢の引き上げに先立ち、「80歳でも元気に・・」と、格上げとなりました。

これが、社内では至極、不評のようです。これでは「年寄りしか来ない」というのです。

大手の企業さえ深刻な人手不足に悩まされている今日、弊社のような零細企業に若者が応募してくる可能性は極めて少ないのですから、逆に、初めから元気な高齢者に、着目し呼びかけるのもユニークであり、弊社らしい求人広告コピーと思うが、不評のよう。

小職が入社した頃も、70台の働き手がごろごろしていた覚えです。その意味では、わが社の高齢化には、それなりの歴史があり、風土・文化がある。昨今の少子高齢化社会への突入により浮上した現象とはわけがちがう。

その意味では、「80歳でも元気に働ける会社を目指しています!」というわが社の求人コピーは、これからの社会の在り方に沿ったものであり、自社の特徴に踏まえものと思うが、社内では、いたって不評という。今回、70歳から80歳にまで10歳延長されましたが、これもまた輪をかけて不評といいます。


こうしたコピーでは「年寄りしかこない」というが、では、どんな求人コピーをうたうべきというのでしょうか?

甘い言葉や現実と違う好条件を並べたてて人集めしても馬脚は、すぐに現れる。

せめて年齢不問では?という声もあるが、これでは、五万とある普通の求人コピーと変わらない。元気で働きたいと考えているお年寄りですらパスしてしまうことになる可能性が高い。

求人コピーはある意味では、会社を本質的に体現する・いいあらわすもの。あなたならどんなコピーを提案しますか?

レオナルド・ダ・ピンチ