衆議院選挙を前にして

いよいよ、来週から衆議院の選挙が始まります。

自衛隊の駆け付け警護の中で遭遇した「戦闘」という行為の表現を巡って国会の論議が紛糾したことは記憶に新しいところです。戦闘と記した日報があるとかないとかをめぐって今回が紛糾し、自衛官のトップばかりか防衛大臣まで職を辞する結果となりました。

自衛隊が軍隊であることはもまぎれもない事実であり、海外の紛争地域に出向いていながら戦闘状態に巻き込まれまいとすること自体がおかしな話。

海外の多くの国は、すでにそうした危険をも、とっくに分担している中で、日本だけが、戦闘から無縁でありたいとすること自体、無理な話。

軍隊である以上、戦闘に巻き込まれることもあるかもしれないが、それでもいく必要が国際的にあるというべきところを、ただ、ただ、「安全だから派遣します」などとごまかそうしているのが与党。いうべきこといわずにごまかそうとするから、あるものもないなどと言わざるをえなくなる。

日本だけの平和主義を祈るだけの野党にも呆れるが、同じ地平で事実を糊塗する与党にもうんざりする。問われているのは情報の公開の適否ではない。自衛隊の位置づけそのものではないか?

もっとも、危険地域に派遣される自衛隊の家族も新聞のインタビューに答えて「心配でたまらない」だなどと語ったと伝えられているくらいだから、本当なら、実に情けない話。自衛隊は就職に有利な資格取得のための訓練所とでも、みなされているのだろうか?国を守る軍隊に入隊するのだから身の危険は、つきものと考えるのは戦前の軍国主義者ということになるのだろうか?

皆さんは、どうお考えになりますか?
レオナルド・ダ・ピンチ