超親切な中国人

先週の上海出張では久しぶりに展示会を見学してきました。ついた翌日の午後には会場を離れ名古屋に戻るあわただしい日程で、会場を出て空港に行くため会場のタクシー乗り場に向かった時のことです。

会場のインフォーメーションで空港に向かうためのタクシー乗り場を確認し教えらたタクシー乗り場に向かったのですが、教えられた場所にはタクシーの姿は見えません。タクシーを待つ人の姿・形も見えません。ガードマンの人に聞いても英語が通じません。身振りでタクシー乗り場探していることは、わかってもらえたようですが、ここにはないということ以上にはなにもわかりません。キャリーバッグとビジネスバッグを抱えてまた来た道を戻るしかないかと思いははじめていた時、3人の中国人?に会いました。藁にもすがる思いで、英語話せますかと思い切って尋ねてみました。

30-40歳くらいの男の人ひとりと20歳台の若い女性二人ー計3名の中国人らしき人達ですが、その中の一人の背の高い女性が、英語でイエスと応じてくれました。

これから空港に行こうとしているが、案内されたこの場所にはタクシーが全く見当たらず困っていること、タクシー乗り場ご存じないか尋ねてみました。
背の高いその女性は窮境、スマホを取り出し、スマホのアプリでタクシーを呼んでくれるというのです。一瞬、我が耳を疑いました。決して人当たりがいいとはいえない中国で、こんな言葉を聞くとは・・・・。

しかも、なんどもかけてくれるのですが、なかなかタクシーが捕まらない風。連れの人も不満風なそぶりもみせず黙って待ってくれていますが、展示会に入るために移動しているところ足を止めさせたばかりか、見知らぬ外人のために30度は軽く超える暑い場所で何度もスマホかけさせるにはさすがに申しわけなく、お礼をいって移動しようとするのですが、なんどもトライしてくれるのでした。

本当に申し訳なく思う中、ついにタクシーが捕まりました。少し離れた道路にこれこれの車番のタクシーが待っていると教えてくれました。
英語と中国と日本語で丁重にお礼申しあげて別れましたが、本当に助かりました。

中国の街中で道を尋ねることは小職もよくありますが、見知らず外人のためにタクシーを呼んでくれる奇特な中国人がいるとは思ってもみなかっただけに、大いなる驚きでもありました。
ひよっとしてあの人達は中国人ではなく台湾人ではなかったかなどと中国の人が聞いたら怒り出すようなこともあれこれ考えながらの空港に向かいました。

かみさんにこのことを話しましたが、かみさんのセリフには失望した。「異国の地で年寄りが道に迷っていたら誰でも親切にする??」オイオイ!!

レオナルド・ダ・ピンチ