差不等


先週、台湾に出張してきました。

今回、同行してくれた台湾の人同士が話しする会話の中で、気になったことばがあります。台湾人同士の会話の中で何度も「チャプト」という言葉を耳にしたので、彼らにその言葉の意味を尋ねてみました。

小職の聞いたチャプトとは中国語で「差不等」と書き、「cha puto」 と発音するようですが、その意味は、「similar」 だと英語で説明うけましたが、いまひとつ呑み込めなかったので、さらに尋ねてみてやっと理解できました。

かれらの使う「差不等」とは、「おおよそ、大体」というような意味で、「正確でなくとも、まあ大体でいい」というような状況で使うことばのようです。

今回は品質問題で訪問した出張でしたので、同行の台湾の人の会話の中で頻繁にこのことばを聞いていたこと思い起こすと、小職の提起した品質問題が本当に理解されていたのだろうかと少々、不安になりますが、すでに出張も後半のこと。後の祭りです。

タイで耳にする言葉に「mai pen rai」 ということばがありますが、中国語でいうメイ ウエンティ(没問題)、英語でいうノン・プロブレム。「多少問題でも大きな問題ではないから気にしない」というような意味でつかわれています。

細部にこだわりすぎるのも考えものですが、この細部にも、こだわれるのが日本人の良さ。海外の商品と伍して戦うには、今やこの細部での差しかないのも事実。

彼らが 差不等を連発している間に、この小さな差をさらに大きくしておくのが我々に残された数少ない差別化ではと考えていますが、皆さんはどうお考えでしょうか?

レオナルド・ダ・ピンチ