一次メンテの会社様

小職の担当する客先の多くは、ほとんどが最終ユーザーの場合が多いが、中には、一社経由して納品する場合もあります。

車輌関係のユーザーなどの場合や、生産管理に直結するシステム関係の会社を相手とするようないわゆる一次メンテを前提とする場合がそうですが、その場合、問題が発生したら、即の対応を要求されるのが常。

ひとたび、問題が起きると、曜日に関係なく、しかも時間に関係なく、ユーザーからは迅速な対応を迫られる。

さすがに、休日に「すぐ出向いてこい!」とまでは言われないようですが、休み明け一番に対処することを常に求められるのだとか。その意味では休みがあっても休みがない。いわゆる、仕事上のオン・オフのけじめもつきにくい。

会社から支給される携帯は、休日も肌身離さず四六時中、文字通り携帯しておかねばならないことになる。休みだからといって携帯を切っておくことは、半ば許されない。

 朝一番の列車に飛び乗り2時間かけて駆け付けたら、コンセントが外れていただけという笑い話のような呼び出しも決して、珍しくないという。

先日、来社された専務さんの勤める会社も、こうした一次メンテを前提にした会社。

先月、期待の新入社員として紹介されたばかりだが、その紹介された営業マンも、先日、退社してしまったとか。休みがあっても休みがない・こうしたあいまいな勤務状態は、若者に限らず、嫌われるということのようです。

この専務さんの会社では、新人さんには、休みの日には携帯切らせていたようですが、ユーザーさんが諦めない。先輩の営業をつかまえて緊急連絡する。捕まった先輩が、新人に代わり休み明けに動くことになる。新人も、会社として休日も休日でなかったことを知る。先輩を動かせたと聞けば新人の胸中も当然、穏やかではなくなる。居づらくもなる。

小職の仕事のいくつかは、しかし、こうした人たちに助けられて初めて成り立っています。こうした人たちがいなければ、自分で対応しなければならないが、かれらのような迅速な動きは到底、できない。ユーザーの要求に、当方だけでは、こたえることができないということです。

彼らの協力抜きには当方のいくつかの仕事は成り立たない。一次メンテのこうした会社のスタッフには改めて感謝しなければならないとつくづく思う。

思うと同時に、恵まれた自らの立場に感謝すると共に彼らの努力に報いるためにも、提供する商品のレベルアップが肝要であること、改めて痛感。来るべき新人のためにも奮闘、努力心がけたい。

レオナルド・ダ・ピンチ