最後の通院

先日、私は次女を連れて病院に行きました。発病してから7年近く通い続けた病院です。これまで助けて頂いたのですが、これで最後にしようと思って出掛けました。我が家から車で1時間以上かかるし、いつも混んでおり待ち時間がとても長い。体力が無くなった次女には連れていくだけでかなりの負担になります。それに薬はもう飲みませんから。

次女は薬どころか、ほどんど何も食べなくなりました。ドッグフードはもちろん、大好きだった人間用の肉、魚、果物も食べられず、ジュースさえ飲めません。1日に何度も何度も口元に持っていき、かろうじて栄養食を数口食べるのがやっと。
よほど具合がわるいのでしょう・・・

待合室の次女。この日も1時間くらい待ちました。

ようやく順番が来ました。診察台に乗せると体重は1か月前に比べ2㎏以上減っていました。私は先生に事情を話しました。「もしかしたら食欲が出るかもしれません」と言われ、栄養の点滴と整腸の注射をしてもらうことになりました。

点滴中の次女。数分後、次女は立っていられなくなりました。
私は抱き支えながら「もう少しで終わるからね。終わったらお家に帰ろうな」

こうして最後の通院が終わりました。何度通ったのでしょうか。ほぼ7年近くも。いつの間にか当たり前になって、いつまでも続くように思えました。次女は病院が嫌いでしたが、私が「病院に行くよ」と言うと素直に付いてきました。車ではいつも大人しい子でした。待ち時間、診察中も優等生でした。病院近くの小道をたくさん散歩しました。
私と次女だけの想い出です。

私は自分の娘になった子達を病院では死なせたくないと思っています。
みんな家から虹の橋へ旅立たせてやりたい。

きっと次女もそう思っているでしょう。   ココ父さん