健康診断は不健康診断

厚生労働省が2016年7月に発表した日本人の平均寿命は男性が80.79歳、女性が87.05歳。

日本は昭和50年代半ばにスェーデンを抜いて以降、ズーット世界一の長寿国の位置を維持しているそうですが、いまから100年ほど前は、欧米諸国の平均寿命が50歳台を上回った頃、日本人のそれは30歳台だったというのですから、世界一の長寿国といっても、ほんの最近のことといったほうがいいかもしれません。

国立社会保障・人口問題研究所の推計によれば今後、100年で日本の人口も現在の三分一になるといわれています。一体、どんな社会になっているのか検討もつきませんね。

ところで、日本人の平均寿命について、男性と女性とでは7歳も開きがありますが、どうしてだと思いますか?

わが愚妻が最近、読んだ本からの受け売りですが、健康診断の受診回数の差によるものだという説があるのだそうです。

専業主婦の多い女性の場合、職場で毎年、健康診断うける機会の多い男性と違い、健康診断を受ける回数が圧倒的に少ない。健康診断を受ける回数が少なければ、それだけ、病気などの発見も遅れることになり治療も遅れ、寿命も短くなるはずなのですが、実際は、健康診断を毎年、きちんと受けている男性の方が短命ということは、どうしてでしょう?

健康診断を毎年、キチント受診している男性の方が短命になるというのでは現行の健康診断は健康診断とは名ばかりで、実態は不健康診断ということになりませんか?

 かみさんがいうーいや、かみさんが読んだ本の執筆者である偉い先生―名前はわすれました!-のいうとことには、男性は毎年、健康診断を受けるため、女性に比べ病気が見つかる確立が高く、手術する機会も多くなる。人間年取ると、大抵、なにがしかの病気をもち、不調になる。その点では男性も女性の同じ。

異なるのは、毎年、健康診断を受けて病気の早期発見に留意しているかいなか。健康診断を受ける機会の多い男性の方が、7歳も平均寿命が短いのは、健康診断で早期に病気を発見し治療しているからだというのです。

 もちろん、即、手術を要する深刻な病気の場合は、選択するまでもないことでしょうが、手術しても完治しにくい病気や手術によって他の病気の併発が懸念される場合にも、結構、手術を選択するケースが多いのだとか。

その結果、術後に亡くなるケースが結構、おおいとか。健康診断は、病気の早期発見・早期治療のために行われているもので、決して、健康診断の結果、日本人の男性の平均寿命が女性より短くなっているわけではないのでしょうが、健康診断後の対応を見誤るケースが多いため、日本では男性の方が女性より7歳も平均寿命が短い結果となっているというのです。われわれの健康を守るはずの健康診断が、我々の寿命を短くする方向に寄与してしまっているというのですが、みなさんは、いかがお考えでしょうか?

 北海道の夕張市は財政破綻市として有名ですが、この財政破綻により市の病院の経営がなりたたなくなり閉鎖されて久しいそうですが、さぞ、多くの人が病気でお苦しみと推察していますが、近況によれば、以前にもまして、お年寄りがお元気なのだとか。

 ある程度の年齢にもなれば完治などという贅沢なこと考えずに、体調の多少の不良は、やむなしとし自然治療に徹するのも生き方のひとつかと考えています。健康診断もそろそろ卒業しよかとも考えています。勿論、結果は、すべて自業自得というか自己責任ですが・・・。

皆さんは、どうお考えでしょうか?
レオナルド・ダ・ピンチ