戦争を知らないベトナムの若い世代

ベトナムというと今や、世界的に有名な観光地のひとつのようですが、小職のような年齢の人間には、映画「地獄の黙示録」の舞台の地であり、泥沼の戦争の地のイメージ抜きには語れません。今回、初めてベトナムを訪れる小職にとっては、なおさらです。

今回の出張の中で、ホーチミン市内のベトナム戦争博物館を訪問しましたが、驚いたことに、現地の工場の視察に同行してくれた若いベトナムの女性が、館内の展示物や資料に関する・我々の素朴な質問にも、ほとんど応えられないということでした。

彼女は、ベトナム戦争について知らないというのです。そもそも、学校でも、習わなかったと言い出すのです。もっとも、今回の出張に同行した日本人の若い社長さんたちも、幼少の頃、テレビや新聞で見たことがある・その程度の知識でしたが・・・・。

 日本でも、アメリカと戦争したことを知らない若者が、いると聞いて驚いたことがありますが、歳月が流れるということは、こういうことかと改めて思いしらされた次第です。

 もう一つ、驚いたことは、欧米の会社のオフィスを覗いた時のことです。一つのフロアーに、ざっと2-300名もの若いスタッフが、一堂に集められ、それぞれデスクを構え仕事していましたが、そのスタッフのほとんどが若い女性。男性もいたかもしれませんが、目に入りません。化粧品のような女性固有の商品を扱うメーカーの営業フロアーにでもいるかのような錯覚に襲われます。それほどに、女性がめにつく。否!男性がみあたりませんでした。

今回の出張では、日系の企業を相手にベトナムへの進出を支援するコンサルタント会社のオリエンテーションも受けましたが、そのコンサルタントの会社の100名ほどのスタッフもすべて女性でした。聞けば、女性を意図的に選別したのではなく、結果的に残ったスタッフが、すべて女性だったとのことでした。

ベトナムの働き手は、ワーカーもオフィスのスタッフも優秀な人は、やはり、女性ということのようです。

このことを、日本との違いのように、オリエンテーションでは説明うけましたが、同行の社長さんたちも、実は、日本でも優秀なスタッフは男性より女性とのご認識でした。

いまや、アジアは、女性で、支えられている国ということのようです。

レオナルド・ダ・ピンチ


宿泊ホテル近くの教会-フランスの趣がいっぱい

フランスの植民地時代の遺物

街中はバイク軍団で溢れています

近くに橋がないとかで、お隣の町に出かけるのにもフェリーで。