100年時代

桜の名所は、今は、どこも大勢の花見客で溢れているようです。

昔から、大手の会社では、この花見の場所取りは入社した新人さんたちの初仕事と聞いていますが、中には、気配りのなさや段取りの悪さを早々と指摘される若者もいるようですが、最近の若者は、なにかとイベント好き。普段の仕事以上にやりがいを感じる新入社員に戸惑うのはもっぱら先輩の方とか。

幸いというか不幸というべきか、わが社では、こうした新入社員との遭遇の機会は圧倒的に少ない。

大卒の男子となると二十数年もまえのことになる。向かうべき市場自身が縮小していることもあるが、昔から高齢者にも長く働いてもらうことをモットー?とする・すこし変わった会社ということもある。

かくいう小職も正真正銘の高齢者の仲間だが、友人の一人としていまなお、働いている者はいない。しばらく前には、友人からはまだ働いているのかと憐れんで見られたものだが、人生100年の時代を迎える今日では、多少、うらやましがられるようになってきた。

人生には教育・仕事・引退との3つのステージがあるといわれているが、寿命が延びれば仕事のステージは長くなる。
 長くなるということは、いつまでも同じクオリティーではすまなくなる。仕事がそれを許さない。自ら自らの質を変えていかねばならない。これから長く働いて生きるということは、そういうことのようだ。
 
これは、最近、読んだ『LIFE SHIFT』という本の請け売りだが、高齢者にほど遠い人たちにも、是非、読んでおくこと勧めたい本。
働くためにも自分を錆びらせてはならない。

とかく明日の見えない昨今。自分の立ち位置を見失いがちだが、現実の課題と真面目に取り組む。真摯に取り組めば課題が我々を導いてくれる。


レオナルド・ダ・ピンチ